古き良き…
普段、一般の方々より遅くまで寝ております。
ありがたいことでございます。
本日、気持ちのよい夢を見ている時、
《リ!リ!リ!リ!》
タイミングが良かったのでしょう、
パッ
と目が覚めました。
あぁ、これは目覚まし時計…
《リ!リ!リ!リ!》
次は
リリ!リリ!リリ!リリ!
だろ…
《リリ!リリ!リリ!リリ!》
《リリリ!リリリ!リリリ!リリリ!》
来るぞ来るぞ…
《リリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!》
う、うるせぇ…
《リリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!》
《リリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!》
《リリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!》
止まらねぇ…
1分は経っていると思うんだが
止まらねぇ…
大分我慢したが
私は立ち上がり
洗面台の目覚まし時計を止めに行った。
火災報知器の叫びを持つ
その古い時計は
「自動停止?そんなもんないです。
けど私の差す時間は正確ですから。」
と言った。
これは果たして
《古き良き》
のうちに入るのか否か…
まあおかげで予定外のモーニングタイム
過ごせたわけだけどね…。